初めて部屋探しをする人にとって、「不動産会社へはどんな服装で行けばいいんだろう?」と悩む人は意外と多いものです。
結論から言えば、服装に決まりはありません。スーツで行く必要もなく、普段着で問題ありません。
ただし、不動産会社へ行く服装は「動きやすさ」と「営業担当への印象」の2つを意識すると、内見もしやすく、担当者とのコミュニケーションもスムーズになります。
この記事では、不動産業界で15年以上の勤務経験をもとに、不動産会社から見た「ちょうどいい服装」について解説します。
部屋探しはどんな服装でもOK
まず知っておいてほしいのは、不動産会社へ行く服装にルールはありません。
スーツを着る必要もなければ、オフィスカジュアルである必要もありません。
仕事帰りならスーツでも構いませんし、休日であればTシャツやデニムなど普段着で問題ありません。
とはいえ、部屋探しに慣れている人ほど、服装を少しだけ意識しています。
その理由は、「動きやすさ」と「営業担当への印象」の2つにあります。
部屋探しの服装は「動きやすさ」と「印象」の2つで選ぶ
服装選びで迷ったら、次の2つを基準にすると失敗しません。
- 動きやすさ
- 不動産会社の営業担当への印象
この2つのバランスが取れている服装が、もっともおすすめです。
動きやすさを優先した方がいい理由
部屋探しでは想像以上によく歩きます。
営業車で案内されることが多いですが、駅から物件まで歩いたり、周辺環境を確認したりする場面もあります。
また室内では、
- 採寸する
- 収納の奥を見る
- ロフトに上がる
- ベランダへ出る
- 水回りを確認する
など、しゃがんだり背伸びしたりする動作が意外と多くあります。
さらに、室内は土足厳禁なので、靴の脱ぎ履きも何度も繰り返します。
動きにくい服装や脱ぎ履きしづらい靴では、内見だけで疲れてしまい、肝心の部屋を十分確認できないこともあります。
そのため、内見では軽装で動きやすい服装がおすすめです。
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内見の準備については、「内見当日の持ち物チェックリスト|失敗しないための事前準備ガイド」も参考にしてください。
営業担当への印象も意外と大切
一方で、もう一つ意識しておきたいのが、不動産会社の営業担当へ与える印象です。
もちろん接客業なので、服装だけで露骨に対応を変える担当者はあまりいないです。
しかし、営業担当も人間です。
第一印象によって、「この人は安心して契約まで進められそうだな」という印象を持つことは少なくありません。
最終的には勤務先や年収、家賃予算などが重要ですが、第一印象が担当者とのコミュニケーションをスムーズにすることは十分あります。また、担当者によっては提案する物件の優先順位や接客の温度感に多少影響する可能性はあります。
不動産会社が服装を気にする理由
「服装なんて気にしなくてもいい」という意見もあります。
確かに、その考え方も間違いではありません。
ただ、不動産会社では次のような視点で接客することがあります。
① 本気で部屋探しをしている人か
例えば、
部屋着につっかけサンダルのような極端にラフな服装だと、
「今日は情報収集だけかな」
と受け取られる可能性があります。
土日は複数のお客様を同時に担当することも多く、営業担当も自然と優先順位を考えながら接客しています。
② 入居審査を心配される可能性
賃貸契約では、家賃を継続して支払えるかという信用が非常に重要です。
もちろん服装だけで判断することはありません。
しかし、あまりにもだらしない印象だと、
「審査は問題なく通りそうかな」
というイメージを持たれる可能性はあります。
③ 契約後のトラブルを心配される可能性
管理会社や大家さんが最も避けたいのは、入居後のトラブルです。
そのため友達を複数連れて悪目立ちする、タトゥーを強く見せるなどはこの管理会社や大家さんの物件を紹介しても大丈夫そうかなと思われたりします。
また、サングラスやイヤホンを外さないままだとコミュニケーション面で不安を持たれることがあります。
何だかんだで「ちゃんとしている人か」という印象は大切です。
部屋探しで避けたい服装・身だしなみ
まとめると以下のような服装や身だしなみは、あまりおすすめできません。
- ジャージ
- 部屋着
- ビーチサンダル
- 威圧感を与える服装
- 極端に派手な服装
- タトゥーを全面的に見せる服装
- サングラスを外さない
- イヤホンを付けたまま接客を受ける
どれも「禁止」というわけではありませんが、第一印象の面では避けた方が無難です。
HEYA SALONの結論
部屋探しの服装に正解はありません。
スーツを着る必要もなく、Tシャツやデニムなどの普段着で十分です。
また、不動産業界で接客してきた経験から言えるのは、「清潔感(ちゃんとしてる感)」と「動きやすさ」の2つを意識している人ほど、営業担当とのやり取りもスムーズで、内見にも集中しやすい傾向があるということです。
おしゃれを意識する必要はありません。
例えば、
- 清潔感のある普段着
- 動きやすい服装
- 脱ぎ履きしやすいスニーカー
- サンダルなら靴下を履く
このくらいを意識すれば十分です。
服装そのものが入居審査に影響することは基本的には無くても、第一印象が担当者とのコミュニケーションやその後のやり取りに影響する可能性があるということです。
だからこそ「この人なら安心して契約まで進められそう」と感じてもらえる身だしなみが、部屋探しでは一番ちょうどいい服装だと私は考えています。
今回は以上です。この記事が、あなたの部屋探しのお役に立てば幸いです。
